NEXT CEO
冊子をもらう

プレスリリースは新設法人でも出せる — 書き方と配信先の選び方

2 分で読めます

無名の会社が出しても読まれない、は半分正しく半分間違いです。取り上げられるリリースの条件と、費用をかけずに配信する手順を整理します。

目次(4 項目)
  1. リリースの目的を取り違えない
  2. 取り上げられるリリースの条件
  3. 書き方の型
  4. どこに配信するか

リリースの目的を取り違えない

プレスリリースの目的は、メディアに取り上げてもらうことだけではありません。創業期には次の副次的な効果のほうが実利があることも多いです。

  • 会社名で検索したときに、公式の情報が出てくる状態になる
  • 取引先や採用候補者に見せる材料になる
  • 自社サイトのニュース欄が更新され、事業が動いていることが伝わる

1 件も掲載されなくても、出す意味はあります。ただし、掲載を狙うなら書き方が変わります。

取り上げられるリリースの条件

記者が探しているのは「自社の宣伝」ではなく「読者にとってのニュース」です。次のどれかに当てはまるかを確認してください。

  • 新規性 … 業界初、地域初、これまでなかった組み合わせ
  • 社会性 … 人手不足、地域の課題、環境など、時事的なテーマとつながっている
  • 数字 … 「〇〇を 30% 削減」「導入企業 100 社」など、検証可能な事実
  • 意外性 … 常識と違う切り口、異業種からの参入
  • ストーリー … なぜこの事業を始めたのか、個人の動機が事業と結びついている

創業直後の会社が最も使いやすいのはストーリー地域性です。「前職で〇〇という課題に直面し、それを解決するために独立した」という筋書きは、地方紙・業界紙・ビジネスメディアが好むパターンです。

書き方の型

  1. タイトル … 30 文字前後。何が新しいのかを言い切る。会社名は後ろでよい
  2. リード文 … 5W1H を 150 文字程度で。ここだけで内容が分かるように
  3. 本文 … 背景(なぜ必要か)→ 内容(何をするか)→ 今後の展開
  4. 代表コメント … 事実だけでなく、動機や思いを一人称で
  5. 会社概要 … 商号、所在地、代表者、設立、事業内容、URL
  6. 問い合わせ先 … 担当者名、電話、メール。必ず当日連絡が取れる番号にしてください

画像は必ず添付します。記事にするとき、使える写真がないとそれだけで見送られることがあります。

どこに配信するか

  • 有料の配信サービス … 1 配信 3 万円前後から。多数のメディアに一斉配信でき、自社サイトより先に検索結果に出ることもあります
  • 記者クラブへの持ち込み … 地方自治体の記者クラブは、地元企業のリリースを受け付けています。費用はかかりません。地方紙や地域のテレビ局に届く可能性があります
  • 個別のメディアへ直接送る … 業界紙や専門メディアは、編集部のメールアドレスを公開していることがあります。数は打てませんが、当たれば深く扱ってもらえます

創業期は、まず自治体の記者クラブと業界紙への直接送付から試すのが費用対効果の面で現実的です。

この記事をシェアする


経営者のコメント

同じ時期に会社をつくった経営者が、この記事にどう向き合ったか。

コメントの投稿は会員限定です。 冊子を受け取る(無料会員登録)

無料

会社をつくった人に、最初に届く 1 冊

決算の進め方、PL のつくり方、創業時にやったほうがよい 10 のこと。 設立から 1 か月以内の方へ毎月お届けします。購読は無料で、 あわせてテンプレートの配布と無料ウェビナーもご利用いただけます。