ロゴ・名刺・Web の見た目に、最低いくらかけるべきか
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見た目にお金をかけるべきかは業種で変わります。発注する前に、どこが「信用に直結する接点」なのかを見極める方法を示します。
見た目が効く業種、効かない業種
デザインへの投資判断は、顧客が何を根拠に発注を決めるかで変わります。
- 効く … BtoC の店舗・飲食・美容・住宅、ブランドが価値の一部になる商材、クリエイティブ系の受託(自社の見た目が実力の証明になる)
- 相対的に効きにくい … 技術力や価格で選ばれる下請け製造、専門性で選ばれる士業、既存の人脈で回る事業
後者であっても、「明らかに雑」は減点になります。目指すのは加点ではなく、減点されない水準です。
創業期の優先順位
予算が限られるなら、顧客が実際に触れる接点の順に投じます。多くの BtoB では次の順です。
- 名刺 … 初対面で必ず渡る。ここが安っぽいと第一印象で損をします
- 会社紹介資料 … 商談で必ず見られる
- Web サイト … 後から検索される
- ロゴ … 上記すべてに乗るので、実は最初に要る
店舗ビジネスなら、①看板・外観 ②メニュー・商品パッケージ ③Google ビジネスプロフィールの写真 ④SNS、という順になります。
費用の目安
| 項目 | 安く済ませる | 専門家に依頼 |
|---|---|---|
| ロゴ | クラウドソーシングで 3〜10 万円 | デザイナー・制作会社で 20〜50 万円以上 |
| 名刺 | テンプレート+ネット印刷で 数千円 | デザイン込みで 5〜15 万円 |
| サイト | ノーコードツールで自作、月額数千円 | 制作会社で 50〜150 万円 |
| 会社紹介資料 | 自作 | 10〜30 万円 |
金額は依頼先や要件で大きく変わります。創業 1 年目は「安く作って、事業が固まってから作り直す」のが合理的なケースが多いです。事業内容が変われば、どのみち作り直すことになります。
ロゴだけは先に決めておく
ロゴは名刺・資料・サイト・看板のすべてに乗ります。後から変えると、すべてを刷り直すことになります。凝ったものである必要はありませんが、最初に 1 つ決めておくほうが安上がりです。
依頼する場合は、必ず次を契約書で確認してください。
- 著作権・商標出願の可否 … 譲渡を受けないと、後で商標登録できないことがあります
- 納品データの形式 … 拡大しても劣化しないベクター形式(AI、SVG)を必ず受け取る
- 他社の商標と衝突していないか … 発注前に J-PlatPat で類似商標を確認します
やってはいけないこと
ネット上の画像やフォントを、ライセンスを確認せずに使うこと。商用利用が禁じられた素材を看板や名刺に使い、後から指摘を受けると、全部作り直しになります。フリー素材にも条件があります。使用条件を保存しておいてください。
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