記者が困っていること
記者は常に「このテーマで話を聞ける人」を探しています。特集を組むとき、業界の動向を確認したいとき、統計の背景を知りたいとき。
つまり、「この分野ならいつでも話せます」という立ち位置を作れば、向こうから連絡が来るようになります。売り込むより確実です。
接点の作り方
①自社の領域を書いている記者を見つける
業界紙、地方紙、ビジネスメディアで、自社の分野の記事に署名がある記者を探します。
②有用な情報を提供する
いきなり取材依頼ではなく、次のような形で接点を作ります。
- 「記事を拝見しました。現場では◯◯という動きもあります」
- 自社で集めたデータや、現場の実感を伝える
- 他社の取り組みを紹介する(自社のことばかり言わない)
③聞かれたら必ず答える
問い合わせにはその日のうちに返す。締切がある仕事なので、反応が遅い相手には次から声がかかりません。
記者クラブを使う
自治体や業界団体には記者クラブがあり、地元企業のリリースを受け付けています。費用はかかりません。
- 県庁、市役所の記者クラブ
- 業界団体の記者クラブ
投げ込み(資料配布)の方法は、自治体の広報課に問い合わせれば教えてもらえます。地方紙、地域のテレビ局、通信社の支局が加盟しており、地域性のあるネタなら扱われる可能性があります。
取材を受けるときの準備
- 伝えたいことを3つに絞る … 何を聞かれても、この3つに戻す
- 数字を用意する … 「多くの」ではなく「40社」
- 写真を用意する … 高解像度の代表者写真、事業所、商品
- 公開できない情報の線引きを決めておく
- 掲載前の確認ができるか聞く … 事実関係の確認には応じてもらえることが多い(内容の修正は編集権の問題なので、要求はできません)
やってはいけないこと
- 広告と取材を混同する … 「記事にしてほしい」と金銭を渡すのは記事広告であり、その場合は「PR」「広告」の表示が必要です
- 一斉送信のリリースだけを送り続ける … 個別の関係にはなりません
- 掲載されないことに不満を示す … 掲載は編集判断です
- 記事を無断転載する … 著作権侵害です。見出しとリンクの掲載にとどめる
時間がかかることを前提にする
関係は1回の接触ではできません。年単位で考えてください。1年後、2年後にその分野の特集が組まれたとき、思い出してもらえるかどうかが成果です。
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