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外国人を雇用する — 在留資格の確認が最優先

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在留資格の範囲外の業務をさせると、事業主も処罰の対象になります。確認手順と、雇用後の義務を整理します。

目次(7 項目)
  1. 最初に確認するのは在留カード
  2. 在留資格と業務の一致
  3. 採用時の手続き
  4. 労働法は日本人と同じ
  5. 雇用後の管理
  6. 使える助成金
  7. 相談先

最初に確認するのは在留カード

採用の前に、必ず在留カードの原本を確認してください。

  • 在留資格 … 何の活動が認められているか
  • 在留期間(満了日)
  • 就労制限の有無 … 「就労不可」と書かれている場合、資格外活動許可がなければ働けません
  • 資格外活動許可 … 裏面に記載。留学生のアルバイトは週28時間以内などの制限があります

出入国在留管理庁のサイトで在留カード番号の失効情報を照会できます。偽造カードも出回っているため、確認してください。

在留資格と業務の一致

在留資格ごとに、できる仕事が決まっています。

  • 技術・人文知識・国際業務 … 技術者、通訳、デザイナー、営業など。単純労働は原則不可
  • 技能 … 調理師など熟練した技能
  • 特定技能 … 特定の産業分野。受入れ機関に支援義務があります
  • 技能実習 … 制度の趣旨に沿った活動
  • 身分に基づく在留資格(永住者、日本人の配偶者等、定住者)… 就労制限なし

資格の範囲外の業務に従事させると、不法就労助長罪に問われます。事業主が「知らなかった」では免れません。

採用時の手続き

  • 在留資格の変更・取得が必要なら、入社前に申請(許可まで1〜3か月かかることがあります)
  • 雇用状況の届出 … ハローワークへ。雇用保険の被保険者なら資格取得届に記載、被保険者でない場合も届出が必要
  • 労働条件通知書は本人が理解できる言語で交付するのが望ましい

労働法は日本人と同じ

外国人だからといって、労働条件を下げることはできません。

  • 最低賃金 … 当然適用されます
  • 労働時間、休憩、休日、残業代
  • 社会保険・労働保険の加入
  • 国籍を理由とした差別的取扱いの禁止

雇用後の管理

  • 在留期間の満了日を管理する … 更新を忘れると不法滞在になります
  • 離職時もハローワークへの届出が必要
  • 転職や業務内容の変更があれば、在留資格との整合を再確認

使える助成金

外国人労働者の職場定着を支援する助成金制度があります(人材確保等支援助成金の外国人労働者就労環境整備助成コースなど)。就業規則の多言語化、相談体制の整備などが対象です。年度により内容が変わるため、最新の要領を確認してください。

相談先

  • 出入国在留管理庁 … 在留資格の相談
  • 行政書士 … 在留資格の申請取次
  • 外国人雇用管理アドバイザー(ハローワーク) … 無料
  • 社会保険労務士

在留資格の判断は専門性が高く、誤ると事業主が刑事責任を負います。迷ったら必ず専門家に確認してください。

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経営者のコメント

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