起こり得るトラブル
- SNSでの不適切な発言(代表者、従業員)
- 商品・サービスの不具合、事故
- 情報漏えい
- 従業員の不祥事
- 誇大広告の指摘
- 口コミでの批判の拡散
初動の原則
①事実を確認する(最優先)
何が起きたのか、どこまでが事実か。確認前に発信すると、後から訂正することになり傷が深くなります。
②沈黙の時間を短くする
完全な調査結果を待つ必要はありません。「事実を確認中です。判明次第お知らせします」という一次対応を早く出す。無反応が最も疑念を招きます。
③被害者・当事者を最優先
謝罪の順番を間違えない。世間より先に、直接迷惑をかけた相手へ。
④窓口を一本化する
複数の人が別々に発言すると、矛盾が生まれます。誰が答えるかを決める。
やってはいけない対応
- 投稿を黙って削除する … スクリーンショットが残っており、隠蔽と受け取られてさらに拡散します
- 言い訳・反論から入る … 事情説明は必要ですが、順番は謝罪の後
- 批判者に個別に反論する … 論争が新たな燃料になります
- 「一部で誤解が生じている」 … 相手の誤りにする表現は反発を招きます
- 法的措置を早々に示唆する … 事実に基づく批判に対しては逆効果
- 放置する
謝罪文の構成
- 何が起きたか … 事実を簡潔に
- 誰に、どんな迷惑をかけたか
- 謝罪 … 条件を付けない
- 原因 … 分かっている範囲で
- 対応 … すでに実施したこと、これから行うこと
- 再発防止策 … 具体的に
- 問い合わせ先
原因が未確定なら「調査中」と書いてよい。推測で原因を語って、後から違ったほうが致命的です。
事前に決めておくこと
- SNS利用のガイドライン … 従業員の投稿範囲、会社に関する発信のルール
- 緊急時の連絡体制 … 誰が判断し、誰が発信するか
- 相談先 … 顧問弁護士、社労士。事が起きてから探すのでは遅い
- 個人情報漏えい時の対応 … 個人情報保護委員会への報告義務と、本人への通知が必要な場合があります
収束後にやること
- 再発防止策を実行し、実施したことを報告する
- 対応の記録を残す
- ルールを見直す
誠実に対応したトラブルは、かえって信頼を高めることがあります。問題が起きたこと自体より、どう対応したかが見られています。
無料
会社をつくった人に、最初に届く 1 冊
決算の進め方、PL のつくり方、創業時にやったほうがよい 10 のこと。 設立から 1 か月以内の方へ毎月お届けします。購読は無料で、 あわせてテンプレートの配布と無料ウェビナーもご利用いただけます。
