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複数人で運用する — 権限と引き継ぎ

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担当者の個人アカウントに紐づけると、辞めたときに引き継げません。最初に決めておく体制を整理します。

目次(6 項目)
  1. 最も多い事故
  2. 最初に整えること
  3. 運用のルールを決める
  4. 引き継げる状態にしておく
  5. 退職・解約時の手順
  6. 私用アカウントとの線引き

最も多い事故

担当者の私物アカウントで会社のSNSを作ってしまうことです。

  • 退職時に引き継げない
  • 本人が拒否すれば、実質的に取り戻せません
  • 連絡が取れなくなると復旧も困難

これは外注先に作らせた場合も同じです。アカウントは必ず会社名義で作り、会社が管理者を保持してください。

最初に整えること

  • 会社のメールアドレスで作成する … 個人のアドレスを使わない
  • ビジネス向けの管理機能を使う … 多くの媒体に、個人アカウントに権限を付与する仕組みがあります
  • 権限を分ける … 管理者(会社)と、編集・投稿のみ(担当者・外注先)
  • 二要素認証の復旧コードを会社で保管する
  • パスワード管理ツールで共有する(チャットやメールで送らない)

運用のルールを決める

  • 誰が投稿できるか、承認は要るか
  • 返信してよい範囲 … 価格、納期、クレームは誰が答えるか
  • 投稿しない話題
  • 投稿前のチェック … 事実確認、許諾、PR表示
  • 問題を見つけたときの連絡先

引き継げる状態にしておく

担当者が変わっても止まらないよう、次を残してください。

  • 投稿のネタ帳 … 顧客に聞かれたこと、過去に反応が良かったテーマ
  • 投稿の型 … 使っている構成、文体、画像の作り方
  • 素材の置き場 … 写真、ロゴ、テンプレート。個人の端末に置かない
  • 過去の分析結果 … 何が効いて何が効かなかったか
  • 連携している外部サービスの一覧

引き継ぎ資料がないと、新しい担当者はゼロから試行錯誤することになります。

退職・解約時の手順

  1. 管理者権限が会社にあることを確認する
  2. 本人の編集権限を外す
  3. パスワードと二要素認証の設定を変更する
  4. 連携している外部アプリを確認する
  5. 素材と資料が共有の場所にあるか確認する

私用アカウントとの線引き

従業員が個人のアカウントで会社のことを発信する場合、発言は会社の見解と受け取られます。

  • ガイドラインを作り、入社時に説明する
  • 勤務先を明かす場合の配慮を決める
  • 強制はできない … 私的な発信の内容を過度に制限すると、別の問題になります。禁止ではなく、配慮の範囲を示すのが現実的です

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経営者のコメント

同じ時期に会社をつくった経営者が、この記事にどう向き合ったか。

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