NEXT CEO
冊子をもらう

不動産業を始める — 宅建業免許と、営業保証金・保証協会

1 分で読めます

事務所の独立性、専任の宅建士、そして1,000万円の営業保証金。保証協会に加入すればここが大きく下がります。

目次(6 項目)
  1. 宅建業免許が要る取引
  2. 免許の3要件
  3. 営業保証金と保証協会
  4. 免許の種類
  5. スケジュールと費用
  6. 開業後に効いてくるもの

宅建業免許が要る取引

次の行為を業として行うには、宅地建物取引業免許が必要です。

  • 自ら所有する不動産の売買・交換(反復継続する場合)
  • 売買・交換・貸借の代理・媒介

自己所有物件の賃貸(大家業)は免許不要です。ここが最もよく誤解される点で、賃貸経営だけなら免許は要りません。

免許の3要件

  • 事務所の独立性 … 他の法人や個人の生活空間と明確に区画されていること。自宅の一室は、玄関・動線が独立していないと認められないことが多く、バーチャルオフィスは不可です
  • 専任の宅地建物取引士 … 事務所ごとに、業務に従事する者5人に1人以上。常勤・専従であることが求められ、他社の役員兼務や他の常勤職との兼業は認められません
  • 欠格事由に該当しないこと … 役員・政令使用人の前科、破産など

営業保証金と保証協会

免許を受けても、営業保証金を供託しないと営業を開始できません。

供託する場合保証協会に加入する場合
主たる事務所1,000万円弁済業務保証金分担金 60万円
従たる事務所ごと500万円30万円

実務ではほぼ全ての新規事業者が保証協会に加入します。ただし入会金・年会費・研修費が別途かかり、初年度の総額は150〜180万円程度になるのが一般的です(協会・地域により異なります)。

免許の種類

  • 知事免許 … 1つの都道府県内にのみ事務所を置く場合
  • 大臣免許 … 2つ以上の都道府県に事務所を置く場合

どちらでも営業できる地域に制限はありません。知事免許でも他県の物件を扱えます。

スケジュールと費用

  • 免許申請 … 知事免許で33,000円、審査30〜40日程度
  • 保証協会の入会 … 審査・面談があり、1〜2か月
  • 合計で申請から営業開始まで2〜3か月

開業後に効いてくるもの

  • レインズ(指定流通機構)への加入 … 媒介契約で登録義務があります
  • 重要事項説明 … 宅建士が記名し、説明する義務。IT重説も可
  • 報酬額の上限 … 法定。超過受領は業務停止の対象です
  • 5年ごとの免許更新 … 更新を失念すると免許が失効します

この記事をシェアする


経営者のコメント

同じ時期に会社をつくった経営者が、この記事にどう向き合ったか。

コメントの投稿は会員限定です。 冊子を受け取る(無料会員登録)

無料

会社をつくった人に、最初に届く 1 冊

決算の進め方、PL のつくり方、創業時にやったほうがよい 10 のこと。 設立から 1 か月以内の方へ毎月お届けします。購読は無料で、 あわせてテンプレートの配布と無料ウェビナーもご利用いただけます。