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在庫・受発注の管理 — 表計算の限界を見極める

1 分で読めます

在庫は現金です。管理が甘いと資金繰りを直撃します。ツールを入れるタイミングと選び方を整理します。

目次(8 項目)
  1. 在庫管理がずれると何が起きるか
  2. 表計算で回る範囲
  3. ツールを検討するタイミング
  4. 選ぶときの比較軸
  5. 受発注の管理
  6. 実地棚卸は必ず行う
  7. 滞留在庫の処理
  8. 補助金

在庫管理がずれると何が起きるか

  • 欠品 … 売る機会を失い、顧客も失います
  • 過剰在庫現金が寝ます。在庫は現金が姿を変えたもの
  • 決算の利益が狂う … 期末在庫の誤りは、そのまま利益と納税額の誤りになります
  • 滞留・不良在庫に気づかない

表計算で回る範囲

次のうちなら、表計算ソフトで足ります。

  • 品目数が数十以内
  • 入出庫の回数が少ない
  • 担当者が1人
  • 拠点が1か所

ツールを検討するタイミング

  • 品目数が100を超えた
  • 複数人が入力する … 表計算の同時編集は事故のもと
  • 複数拠点・複数倉庫
  • EC・実店舗・卸を並行して運営在庫の引き当てがずれて、売れないものを売ってしまいます
  • ロット管理、賞味期限管理が必要
  • 棚卸しに丸1日かかるようになった

選ぶときの比較軸

  • 販売チャネルとの連携 … ECカート、モール、POS。在庫の自動連動が最大の価値
  • 入出庫の登録方法 … バーコード、QRコード、手入力
  • 発注点の管理 … 一定数を下回ったら通知
  • ロット・期限管理 … 食品、化粧品、医薬品
  • 会計ソフトとの連携
  • 棚卸しの機能 … 実地棚卸の結果を取り込めるか
  • 料金(品目数、拠点数、ユーザー数で変わります)

受発注の管理

  • 注文の受付から出荷までの状態が分かること
  • 複数チャネルの注文を1か所に集約
  • 発注書の発行、仕入先への送信
  • 入荷予定の管理

実地棚卸は必ず行う

システムを入れても、帳簿在庫と実在庫はずれます。(記録漏れ、破損、紛失、返品)

  • 年1回(決算期末)は必須
  • 可能なら月次または四半期ごとに部分棚卸し
  • 2人1組で数える
  • 数え漏れやすい場所を確認(外注先に預けた材料、輸送中の在庫、委託販売分

滞留在庫の処理

  • 値下げして売り切る … 仕入値を下回っても、現金化できるなら検討する価値があります
  • 評価減 … 著しく陳腐化した場合は時価まで下げて損失計上できます。根拠資料が必要
  • 廃棄 … 廃棄損として損金。処分証明書、写真、廃棄リストを残す

「いつか売れるかもしれない」と持ち続けるのが最も高くつきます。

補助金

在庫・受発注システムはIT導入補助金の対象になることがあります。導入前に公募を確認してください。

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経営者のコメント

同じ時期に会社をつくった経営者が、この記事にどう向き合ったか。

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