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面接と選考 — 聞いてはいけないことがある

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就職差別につながる質問は禁止されています。何を聞けるか、何で見極めるかを整理します。

目次(6 項目)
  1. 聞いてはいけないこと
  2. 身元調査・健康診断
  3. 聞いてよいこと
  4. 見極める方法
  5. 候補者にも見極めさせる
  6. 内定を出すとき

聞いてはいけないこと

厚生労働省は、本人に責任のない事項本来自由であるべき事項を採用選考で把握しないよう求めています。

本人に責任のない事項

  • 本籍・出生地
  • 家族の職業、続柄、地位、学歴、収入
  • 住宅状況(間取り、持ち家か、近隣の施設)
  • 生活環境、家庭環境

本来自由であるべき事項

  • 宗教、支持政党
  • 人生観、生活信条
  • 尊敬する人物
  • 思想、労働組合・学生運動などの社会運動
  • 購読新聞・雑誌・愛読書

これらは応募用紙に書かせることも、面接で聞くことも不適切とされています。「雑談のつもり」でも同じです。

身元調査・健康診断

  • 本籍地の調査、家族の調査は行わない
  • 採用選考時の健康診断は、業務遂行上の必要性がない限り実施すべきでないとされています
  • 合理的・客観的に必要性が認められない場合の遺伝情報の取得は不適切

聞いてよいこと

  • 職務経験、担当業務、実績
  • 志望動機
  • その業務を遂行できるか(必要な資格、技能)
  • 勤務可能な時間、日数、勤務地
  • 入社可能な時期
  • 希望する条件

見極める方法

面接での印象だけでは、能力は分かりません。次を組み合わせます。

  • 過去の具体的な行動を聞く … 「どう考えますか」ではなく「実際にどうしましたか」。抽象的な回答ではなく、具体的な場面を聞く
  • 自社の実務に近い課題を出す … 簡単なケース、成果物のレビュー。作業を伴う場合は報酬を検討してください
  • 体験入社・業務委託から始める … 双方にとって最も確実。ただし実態が労働なら賃金の支払いが必要です
  • リファレンス(前職の関係者への確認)… 本人の同意が必要

候補者にも見極めさせる

小さい会社では、入社後のギャップが早期離職に直結します。

  • 実際の職場を見せる
  • 不利な点も伝える … 業務範囲が広い、制度が整っていない
  • 既存メンバーと話す機会を作る
  • 1日の流れを具体的に説明する

内定を出すとき

  • 労働条件を書面で明示 … 内定通知と同時に
  • 内定は労働契約の成立とみなされることがあります。取り消しは解雇に準じて扱われ、正当な理由が必要です
  • 入社日、初日の持ち物、手続きを案内する
  • 内定から入社までの期間、連絡を切らさない … この間に辞退されることが最も多い

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経営者のコメント

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