口コミを増やす — 依頼の仕方とルールの境界線
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口コミは第三者の評価として強力ですが、依頼の方法を誤ると景品表示法違反になります。適法な増やし方を整理します。
口コミが効く理由
自社が言う「品質が高い」より、第三者の「良かった」のほうが信用されます。特に初めて利用する相手にとっては、実績の代わりになります。
また、Googleビジネスプロフィールでは口コミの数と評価が地図検索の順位に影響します。
増やす方法
①依頼するタイミングを設計する
最も満足度が高い瞬間に依頼します。
- 納品直後、施術直後
- 「良かった」と言ってもらえた直後
- 問題を解決した直後
②手間をゼロにする
- QRコードを印刷して渡す(会計時、名刺の裏、納品書に同封)
- メール・LINEで直接リンクを送る
- 店内にポップを置く
③何を書けばいいか示す
「どんな点が良かったか、一言でも」と例を示すと書きやすくなります。ただし文面を指定するのは避けてください(後述)。
法的な境界線
2023年10月から、ステルスマーケティング(広告であることを隠した表示)は景品表示法違反です。
問題ない
- 「よろしければご感想をお寄せください」と依頼する
- 全員に一律のサービス(次回割引など)を提供し、内容に条件を付けない
- 口コミに返信する
問題になり得る
- 高評価を条件に特典を与える(「星5つで◯%割引」)
- 文面を指定する、書いてほしい内容を渡す
- 従業員や関係者が一般客を装って投稿する
- 報酬を払って投稿させ、それを明示しない
- 悪い口コミを消すよう圧力をかける
加えて、これらの多くはプラットフォームの規約違反でもあり、アカウント停止のリスクがあります。
低評価への対応
低評価は消せません。返信は、その口コミを読む次の見込み客に向けて書いています。
- 感情的に反論しない … 言い訳や反論は、読む人の印象を最も悪くします
- 事実を確認し、非があれば認める
- 改善したことを書く … 「ご指摘を受け、◯◯を変更しました」
- 個人情報に触れない … 「◯月◯日にご来店の」といった特定につながる記載は避ける
丁寧な返信がある低評価は、かえって誠実な事業者という印象を与えることがあります。
事実無根の口コミ
プラットフォームに削除を申請できますが、認められないことも多いのが実情です。名誉毀損や業務妨害に当たる悪質なものは、弁護士に相談して発信者情報開示を検討する選択肢もあります。
数より継続
短期間に大量の口コミが付くと、不自然と判断されることがあります。日常の運用として、少しずつ継続的に集まる状態が理想です。
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