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現地パートナーの探し方 — 最初の1社で成否が決まる

2 分で読めます

代理店・ディストリビューターの選定は海外展開の要です。探し方と、契約前に確認すべき点を整理します。

目次(6 項目)
  1. 探すルート
  2. 相手を見極める
  3. 独占権を安易に与えない
  4. 契約で決めること
  5. 商標は先に取る
  6. 関係の育て方

探すルート

  • ジェトロの引き合い案件データベース、商談会公的機関を通すと、相手の実在確認がある程度担保されます
  • 展示会 … 現地の展示会に出展、または視察して名刺交換
  • 業界団体、商工会議所の紹介
  • 既存の取引先からの紹介
  • 現地の日本商工会議所
  • オンラインのBtoBプラットフォーム(実在確認は慎重に

相手を見極める

①実在と信用

  • 登記情報、設立年、資本金
  • 信用調査会社のレポート … 取引額が大きくなるなら必須
  • 実際のオフィス・倉庫を見る(訪問または映像)
  • 既存の取扱商品、取引実績

②販売力

  • どの販路を持っているか … 具体的な店舗名・チェーン名を聞く
  • 営業体制の人数
  • 競合商品を扱っていないか
  • 過去に扱った日本製品の実績

③熱意

  • 商品への理解
  • 販売計画を自分から出してくるか
  • 販促費を負担する意思があるか

独占権を安易に与えない

最も多い失敗が、最初の相手に長期の独占販売権を与えてしまうことです。

相手が売ってくれなくても、契約期間中は他の代理店と組めません。市場が凍結します。

  • 最初は非独占で始める
  • 独占を与えるなら、最低購入数量(ミニマム)を設定し、未達なら独占を解除できる条項を入れる
  • 期間を短く … 1年更新から
  • 地域を限定する

契約で決めること

  • 取引形態(売買か、代理か。責任と在庫リスクの所在が変わります)
  • 価格、支払条件(前払いか、信用状か
  • 最低購入数量
  • 商標の使用範囲 … 現地で勝手に商標登録されるのを防ぐ条項を入れる
  • 販促活動の分担
  • 製造物責任、クレーム対応
  • 準拠法と紛争解決地仲裁条項を入れると、判断の執行が国際的にしやすくなります
  • 契約終了時の在庫、顧客情報の扱い

商標は先に取る

現地で代理店や第三者に商標を先に登録されると、自社ブランドが使えなくなります。実際に頻発しています。

パートナーを探す前、遅くとも取引開始前に、進出予定国での商標出願を済ませてください。マドリッド協定議定書を使えば、日本の出願を基礎に複数国へまとめて出願できます。

関係の育て方

  • 定期的に連絡する … 放置すると、他社の商品に注力されます
  • 販促資料を現地語で提供する
  • 売れている理由・売れない理由を一緒に分析する
  • 訪問する … 年1回でも、顔を見せることの効果は大きい

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経営者のコメント

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