最初の1か月が勝負
受注直後は、顧客の期待が最も高い時期です。同時に、「本当にこの会社でよかったのか」を検証している時期でもあります。ここでの印象が、継続・追加受注・紹介のすべてを左右します。
受注直後にやること
- お礼と、次に何が起きるかの連絡 … 契約の翌営業日中に
- スケジュールの共有 … いつ、何が、誰の手元で進むか
- 窓口の明確化 … 自社側の担当者、連絡手段、対応時間
- 相手にやってもらうことの明示 … 資料の提供、確認、承認。いつまでに必要かを明記
- キックオフの場を設ける … 関係者を集めて認識を合わせる
期待値を合わせる
トラブルの大半は、「そこまでやってもらえると思っていた」という認識のずれから起きます。
- 含まれる範囲と、含まれない範囲を明示する
- 成果が出るまでの期間 … 「3か月目から効果が見え始めます」
- 相手の作業負担 … 「月2時間程度のご確認をお願いします」
- 想定されるリスク … 先に言えば説明、後から言えば言い訳
できないことを先に言うほうが、信頼されます。
連絡の頻度
創業期の会社が最も失いやすい信用は、「連絡がない」ことによるものです。
- 進捗がなくても定期報告する … 「今週は◯◯を進めています」
- 遅れそうなら、遅れる前に連絡する … 期日を過ぎてからの報告は、最も信用を落とします
- 問い合わせには即日反応する … 回答に時間がかかるなら「確認して◯日までにご連絡します」
最初の成果を早く出す
大きな成果より、小さくても早い成果のほうが信頼を作ります。
- 1か月目に見える変化を1つ作る
- 数字で示せるものを用意する
- 「導入してよかった」と社内で言える材料を渡す
これは担当者が社内で評価されるための材料でもあります。担当者の立場を良くすることが、継続につながります。
振り返りの場を作る
3か月後、半年後、1年後に、成果を一緒に確認する場を設けてください。
- 何が良くなったかを数字で共有
- 課題と次の打ち手
- その場で次の提案をする … 追加受注の最も自然な入口
- 紹介を依頼する … 成果が出た直後が最も頼みやすい
クレームが来たら
- まず聞き切る … 反論から入らない
- 事実を確認する
- 非があれば認め、対応を示す
- 再発防止を伝える
適切に対応したクレームは、かえって関係を強くすることがあります。
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