初回の目的は受注ではない
初回商談のゴールは、①相手の状況を理解する ②次の約束を取るの2つです。その場で受注を狙うと、説明過多になって相手が引きます。
時間配分
60分の商談なら、目安は次のとおりです。
- アイスブレイク・自己紹介 … 5分
- ヒアリング … 30分
- 自社の説明 … 10分
- 次のステップの確認 … 10分
- 予備 … 5分
話す割合は相手7、自分3。こちらが話し続けた商談は、終わった後に何の情報も残りません。
ヒアリングで確認すること
①現状 … 今どうしているか(事実のみ。評価も提案もしない)
②過去 … 何を試したか、なぜうまくいかなかったか。ここで相手の警戒点が分かります
③未来 … どうなっていたいか、いつまでに、解決しないとどうなるか
④意思決定
- 決裁の流れ … 「導入を決めるとき、どなたの承認が必要ですか」
- 予算 … 「だいたいどれくらいの規模でお考えですか」
- 時期 … 「いつ頃までに、という目安はありますか」
- 比較検討 … 「他にもご検討中の会社はありますか」
④を聞かないと、良い商談をしても受注になりません。担当者が乗り気でも、決裁者に届かずに消えるのが最も多い失注パターンです。
自社の説明は絞る
ヒアリングで聞いた課題に関係する部分だけを話します。全機能を説明すると、相手は自分に関係ない話を聞かされることになります。
- 相手が使った言葉で課題を要約する … 「◯◯という状況ということですね」
- それに対して自社ができることを述べる
- 類似の事例を1つ挙げる
次のステップを必ず決める
「では検討しておきます」で終わらせないでください。
- 次の日程をその場で決める … 「来週、提案書をお持ちします。火曜か木曜でしたら」
- 次までに相手にやってもらうことを明示する
- 次までに自社がやることを明示する
商談後にやること
その日のうちに、聞いた内容を整理して送ります。
本日は貴重なお時間をありがとうございました。伺った課題は次の3点と理解しました。
1. ◯◯
2. △△
3. □□
認識に相違があればご指摘ください。
認識のずれたまま提案を作る事故を防げるうえ、丁寧な会社だという印象も作れます。
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