成果はフォローで決まる
展示会の失敗で最も多いのは、名刺は集まったが、その後何もしなかったというものです。出展に50〜150万円かけて、名刺が段ボールに入ったまま、という話は珍しくありません。
会期中の接客より、会期後の行動のほうが成果を左右します。
会期中にやる仕込み
フォローを効率化するために、その場で情報を残します。
- 名刺に温度感を書く … A(すぐ商談したい)、B(検討中)、C(情報収集)
- 話した内容を一言メモ … 「◯◯の課題あり」「導入時期は来期」。後から思い出せません
- 次のアクションを書く … 「資料送付」「来週電話」
- その場でアポを取る … 最も確実。「来週、詳しくご説明に伺ってもよろしいですか」
名刺スキャンアプリを使う場合も、メモ機能に必ず入力してください。
会期後のスケジュール
| タイミング | やること |
|---|---|
| 翌営業日 | 全員にお礼メール。資料を添付 |
| 2〜3日以内 | Aランクに個別連絡、アポ取り |
| 1週間以内 | Bランクに個別メール、状況確認 |
| 2週間以内 | Cランクをメールマガジンのリストに追加 |
| 1か月後 | 反応がなかった先に再アプローチ |
1週間を過ぎると、相手は誰と話したか覚えていません。スピードが最大の差別化要因です。
お礼メールの書き方
- 件名に展示会名を入れる … 「【◯◯展】ブースにお越しいただきありがとうございました」
- 話した内容に触れる … 一斉送信でも、可能なら1行だけ個別化する
- 資料を添付またはリンク
- 次の行動を1つ示す … 「詳しいご説明の機会をいただけますか」
Aランクへの個別連絡
メールだけでなく電話をしてください。展示会で顔を合わせているので、初回の電話としては最も通りやすい状態です。
先日の◯◯展でご挨拶させていただいた△△です。◯◯についてお話を伺いましたが、その後いかがでしょうか。
よろしければ、30分ほどお時間をいただいて、詳しくご説明させていただけませんか。
会期前の仕込みも重要
飛び込みの来場者だけに頼らないでください。
- 既存客・見込み客に案内を出し、会期中にアポを入れておく
- 主催者の出展社リストを確認し、会いたい企業のブースを訪問する
- SNSで出展を告知する
会期前にアポが5件入っていれば、それだけで出展の元は取れます。
記録を残す
- 獲得名刺数、ランク別の内訳
- アポ数、商談数、受注数、受注金額
- 出展費用との比較
1回で黒字にならなくても、翌年以降の判断材料になります。記録がないと、出続けるか撤退するかを感覚で決めることになります。
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