面談の位置づけ
面談は、提出した書類の内容が本人の理解と一致しているかを確認する場です。誰かに書いてもらった計画書では、必ず矛盾が出ます。
逆に言えば、自分で作った計画であれば、特別な準備は要りません。数字の根拠を説明できれば足ります。
ほぼ必ず聞かれること
- なぜこの事業をやるのか … 前職の経験とのつながり
- 同業種での経験年数と担当業務
- 顧客は誰で、どう獲得するのか … ここが最も重要
- 売上の根拠 … 単価×数量の内訳
- 競合との違い
- 自己資金をどうやって貯めたか
- 他に借入れはあるか … 住宅ローン、カードローン、自動車ローン、奨学金
- 資金使途 … 設備と運転の内訳、見積書との整合
- 返済の原資
- 計画どおりにいかなかったらどうするか
答えられないと不利になる点
①「なんとなく」の数字
「だいたい月100万円くらい」では通りません。「客単価3,000円で1日20人、月25日営業で150万円」と即答できること。
②顧客獲得の具体性
「SNSで発信します」だけでは不十分。すでに見込み客が何人いるか、どういう経路で接点があるかを具体的に。前職の人脈があるなら、それは強みです。
③借入れの隠蔽
個人の信用情報は必ず照会されます。隠していたことが判明すると、金額の問題ではなく信用の問題になります。正直に申告してください。
④自己資金の出所
通帳を見せられる状態にしておく。直前の大口入金があれば、その出所を説明できるように。
持っていくもの
- 創業計画書(控え)
- 通帳(直近6か月〜1年分、全口座)
- 設備の見積書、物件の資料
- 契約書・発注書(受注が決まっているもの)
- 資格証、許認可の申請書類
- 前職の経歴が分かるもの
- 身分証明書、印鑑
態度と服装
特別なことは要りません。取引先との商談と同じくらいの服装と態度で構いません。ただし、遅刻、資料の不備、質問への曖昧な回答は、そのまま「事業運営もこの調子か」と見られます。
その場で分からないことは
「確認して後日お伝えします」で構いません。推測で答えて後から訂正するほうが印象が悪くなります。
面談後
追加資料を求められたら、できるだけ早く提出してください。対応の速さも評価のうちです。結果は通常1〜3週間で通知されます。
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